問題解決メモ

おいしい水・・・・・続き


ところでこのマユツバ機械の効力たるやなかなかのものである。
当社のスラッジタンク(濃度10〜30%:通常では攪拌機がトラブルを起こすほど高濃度!)の中に沈んでいる水中ポンプ・・・・・これは通常2ヶ月も沈めておくと周りにカルシウムがびっしりと固着して、掃除が大変になる。

ところが、当社では例えば1年〜2年毎日回り続けた東洋のET型水中ポンプはいつ引き上げても、本体のペイント(グレー)の色も鮮やかで、銘板まで読める状態にある。・・・・・・つまり配管内とか、ポンプとかSSの固着がないと言うことになる。

マユツバものなのにこの効果っ!!実験した甲斐があったというもの。こういう事があるから、どんな怪しいものでもとりあえずは観ておこう!!・・・・となるのだ。

水改質装置コイル


何でも試してみる!!この姿勢で当社は樽前の『魔法の砂』を関東で唯一主要原材料として使用し、驚異的な低単位水量を達成した。

護送船団の不公正な協同組合に身を置いているから、またあまり実績のない少ない単位水量だと、コンサルやお役人などの人の中には、前例がないからダメ!・・・・とか言い出す人もいて、それはそれで理解されにくいし、協組の中でも品質はみんなに合わせろ!!みたいな感じで、妥協した単位水量を(これはこれでコストをかけずに水を増やすのも結構大変な技術)レギュラーの配合にしている。今後はお客様のリクエストにいくらでも応じられる製品のLine Upを調えるつもりだ。



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  1. 2009/07/01(水) 11:22:53|
  2. オシゴト
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おいしい水

『水』というとマユツバものが多いのは今に始まったことではないが、イイカゲンな情報があふれかえる中で、優れているものも実際に存在する。

今まで、当社においても重要な原材料の一つとして特に重要視している水であるが、水の性質による差異が経済的効果に及ぼす期待値が極めて低いので、どちらもナカナカ積極的に研究・開発をするまでにはつながらない。


当社で数年前に採用した機械であるが、実際に150万〜250万ぐらいで売られている。1年以上の実機実験を行い、効果を確認して導入した。

この機械につながれているコイルを、水の流れるパイプに13巻きし、通電しておくと、磁力線の中を直行する水分子のクラスター単位が、天然では存在し得ない(H-0-H)6という単位になり、小さくなった分子が今まで入り得なかった物質の分子間に入り込み物質への浸透性が上がるため、スラッジやカルシウムなどのSSを含む水系統の大幅な改善が期待できる・・・・というマユツバものである。



8次元


生コン工場にとってとっても頭の痛い問題に汚水の処理がある。コンクリートを製造したミキサや運んだアジテータトラック(ミキサー車)を洗浄したいわゆる残水、そしてもっと問題な使わずに残ってしまった生コン(残コン)を大量の水で洗浄し、骨材を分級し、セメントの入っているスラッジ水が残る。

この汚水は強アルカリであり、固形分をフィルタープレスで絞って透明にしても、phは12ぐらいと厄介な水であり、原料用に再使用するのが望ましい。(下水等に流す場合は濃硫酸や炭酸ガスで中和するので、コストもかさむし、良くない感じがして何となくいやである。。。)

しかし、絞ったカス(スラッジケーキ)は基本的に廃棄するのだが、産業廃棄物として当社では3000円/t かかるし、毎日10t絞ったとして、月300tのスラッジ水を含水率40%なら120tのケーキを36万円かけて廃棄することになる。
ところが、これでは残水や残コンの処理で出る汚水は処理しきれないので、水のまま汚泥として処分
することもままあり、さらにコストがかさみ、環境にも誠によろしくない!!

そこで何とかしてスラッジ水をそのまま原料水として使用するのが最適なソリューションなのだが、原料としてスラッジ水のコンクリートに与える影響評価が、確立されていないので、とっても非合理的なセメント固形分率3%以下での使用と規定されている。

そもそも、このスラッジ水とは工場の使用する原材料(特に細骨材)により大幅に性質が異なるので、一概に規定するには、かなり安全を担保したものとなる。それでも骨材のJIS規定を満たしていなかったり、或いは汚水処理のフローによって微砂が多く含まれていたりすると、トンデモナイ事になるので、規定とは全く関わりなく、安全性を確認しながらなおかつできるだけ多く使用できることが最善だと思っている。


ところで・・・脱線脱線!!機械の効果は次回!!




下は住若海運が開発販売している、内燃機用燃料(軽油)の改質機械・・・・考え方は、水と同じであるが、電気を通さない油で同じ効果を期待できるのか???目下実験中である。

E-オイラ

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  1. 2009/06/02(火) 09:34:03|
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今更のコストダウン・・・・・

昨年の今頃は六会コンクリート社による偽装コンクリート事件もまだ発覚直前で、リーマンショックもサブプライムローン問題も顕在化しておらず、大手ゼネコン各社はまだ空前の好景気に、やりきれないほどのプロジェクトを抱え、羽田空港拡張も同時に進行していたので、ものすごい勢いで原油高を原因とする原材料コストが伸張していた。。。

のにである!!!絶妙なタイミングで偽装コンクリート事件が顕在化し、同時に百年の恋が冷めてしまったと相成った。(正確には百年に一度の経済危機?!・・・・一体誰が百年生きて経験するのか・・よく意味が解りませんが???)

生コンにおける、物価版(建設用積算資料)も一連のコスト伸張に伴い、じりじりと上げてきた。協組の成果だと言う主張が言われているけれど、生コン生産会社の財務状況悪化を考えれば、これは別に自然な成り行きであり、価格を取れている・・・・とは言い難いと思う。

協同組合による共販の歴史が始まって以来、中小企業法の壁に護られ、価格カルテルが独禁法の対象外とされ、保護されすぎてしまった業界は、過保護のまま育ってしまったピーターパンのように厳しい経済環境に適応しようともせず、この世の春を長引かせむとしているようだ。


一般的に生コン工場におけるコストダウンは、品質を安定させて、バラツキ(標準偏差)を小さくし、原材料の中で比較的高価なセメント料を減らす・・・という常道ではあるが、このように理解されてはいるものの実際は建設でもままあるように(VEという名のぶったたき)、原材料を安く買えさえすればコスト削減ができ、利益が出るという誠に短絡的なパラダイムに陥っている。


結果としてお客様であるユーザーに対して、ニーズのくみ上げを怠り、お互いにいつまでたっても信頼しあえない不幸な取引を継続している。我々生産者の真の目的は製品を売りつけることでは実はなく、施工者と供に構造物を完成することにあると思う。JISやその他の規格、規制はあっても、これが目的を達成する最善の方法では無いことを理解すべきと考える。


そのためにはお客様のサプライヤーとして、関わる皆がパートナーシップを結び、コミュニケーションを行うことが大切であるはず。。。






新星取表

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  1. 2009/05/09(土) 14:31:28|
  2. オシゴト
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新JIS対応???

近年、コンクリートの危機?がずーっと続いているが、護られすぎてきた業界が、黒船の襲来に『わぎじゃわぎじゃーっつ!!!』(些か時代がずれているが・・・)と騒ぎになっている。

このようなことを言うとまーた宇宙人がバカなことを宣ってと言われるが、保護主義の行く末にろくな事が無いのは、明らかになっているように、この業界の危機的状況も(未だ危機感を持たず、この世の春を長引かせようとしているカチカチ山の狸さんが多い)末期的である。

7月から東京・玉川・神奈川・湘南などの首都圏各協組では、新星取表!?・・・要するに生コンクリートの配合における、高性能AE減水剤使用区分を大幅に低い強度まで引き下げることで決定している。

7月1日から出荷ベースで配合を組合員全工場で変えるというのだから、すでに契約(配合の承認)が済んでいるコンクリート工事に関わる現場はモチロン、見積もりの出ている物件にも大きな混乱が予想できる。

何しろ、1m3あたり配合によっては1000円くらいのコストアップになるわけで、4月からのセメントメーカー値上げも含み、工場にはこれを吸収できる体力はないし価格への転嫁も、昨今の景況を鑑みるに、きわめて困難である。・・・・・・・が東京は3月、その他は4月契約物件以外は7月から出荷ベースで値上げを断行するそうである。



生コン

100年目の最悪な景気の中、お金は誰が払えるのでしょう???







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  1. 2009/04/06(月) 14:36:36|
  2. オシゴト
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ホットなビリ砂

昨年の六会コンクリートによる偽装コンクリート事件以降、わが愛すべき?狸業界ではミンナ襟を正して原材料を認証されたもののみを使っている・・・・・筈である。。

実際、コンクリート製造における細骨材はその実績率(単位容積に占める空隙をのぞいた割合)が高いほど材料としては有利なので、それぞれの砂の粒径(5.0 2.5 1.2 0.6 0.3 0.15 0.075の各ふるいにとどまる重量百分率)の範囲が決められている。

ところが、産出される天然の砂がそんなにぴったりと粒ぞろいの筈など有るわけ無い・・・・・従って、同じ場所で産出される砂を粒径別に分け、最適な中度分布を得られるようにブレンドするわけである。

しかしながら、こんな悠長なことやっていたらえれー高くついてしまって、安値安定の1リットル10円のコンクリート用原材料にはできなくなってしまう。

ここで簡便にそこそこの成果を得るため、なるべく相性の良さそうな2種或いは3種混合の製品を作ることになる。

砂の山(生産者)はこのようにして苦労して作って砂を、自社ブレンド100%として、長きにわたり売り続け、ユーザーもこれを使い続けてきた。

然るに、昨今のミートホープ事件あたりから始まった、日本全国同時多発偽装事件の有様である。。。

飛●牛とか、比●地鶏とか、食べ物はタケー金払ってんだから、本物よこせよー!!あたりから始まったに違いないのに、いつの間にかこのコンプライアンス要求の嵐だ。

人間は公正で正しくありたい・・・・アダム・スミスの言う自分の中にいる公平な観察者にいいところを見せたいわけだから、アンコンプライアンスで本当に苦しいのは、スミスによれば本人の筈・・・・

弱き人たちは、他人のことが気になるそうで、箸の上げ下げも気に入らなくなるのだが、賢者は少なくとも自分だけは公平な観察者の前でよい子でいたいのである。 

細骨材の粒度曲線・円形度管理表日報

これは北海道のスガワラ産業が毎日自社管理している、樽前のビリのデータである。
このビリは実はかなり昔から千葉県のメジャーな砂生産業者のあいだで、使われてきた。

吸水率が1.0%未満のまさに黒いダイヤである。この砂をブレンドすることによって、細目砂が大多数を占める千葉の砂は、素晴らしい材料に変化する。

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  1. 2009/02/10(火) 17:28:53|
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